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十姉妹の特徴と飼い方

   

十姉妹の特徴と飼い方

十姉妹

  • 原産地 中国南部〜東南アジア
  • 体長 約12cm〜13cm
  • 寿命 約8年〜10年
  • 分類 カエデチョウ科

  • ジュウシマツという野生の鳥は存在しません。中国南部にいるダンドクという鳥を飼い鳥化したものと言われていますが、もとの羽色はすっかり失われていて確かなことはわかりません。

    それだけ飼い鳥化されている鳥と言えます。

    ジュウシマツは漢字で十姉妹と書きますが、これはこの鳥が仲の良いことからつけられたようです。

    夫婦はもちろん、仲間同士も仲が良く喧嘩することは滅多にありません。

    子育てが上手でヒナを誕生させる楽しさを初心者にも教えてくれます。

    病気にもかかりにくく、とても飼いやすい鳥です。

    羽は地味ですが味があり、色々な羽色を作り出す楽しさもあります。

    可愛い動作も見飽きることがありません。

    ジュウシマツの種類

    ぶちジュウシマツ、白ジュウシマツ、みけジュウシマツのほか、全体が黒色を帯びた黒ジュウシマツ、全体が茶色の茶ジュウシマツ、羽毛が逆立った芸ものジュウシマツ。

    また、ぶちジュウシマツの羽毛の出方によって天星、一文字などの名前をつけています。

    オスとメスの見分け方

    オスはピーピーと高くさえずり、発情期には体を動かしながら尾を上下にふります。

    メスはやや濁った声で鳴きますが、発情期になっても動作に変化は見られません。

    ジュウシマツはオスとメスを見分けるのが難しく、わずかに鳴き声と動作によります。

    しかしこれも若鳥のうちははっきりしませんから、何羽か多めに飼って違いを見るといった場合もあるでしょう。

    ジュウシマツの飼い方

    ジュウシマツを飼う場合には可愛い動作や羽色を楽しむ場合とヒナを育てることを楽しむ場合などいろいろです。

    それによって飼い方や用具も多少異なってきます。

    鳥かご

    繁殖させるには庭箱ですが、少し暗くしてあげれば、金網製の鳥かごでも大丈夫です。

    どちらにしても大型の鳥かごを使いましょう。

    つぼ巣を使います。巣に入って眠るので巣は必ずつけます。

    繁殖させるのなら大型、観賞用なら中型か小型です。

    つぼ巣の口を35°くらいの角度で上向きにしてしっかりと置く

    とまり木

    1〜2本とし、1本を中央よりやや低めにつけます。

    世話するポイント

    特にむずかしいことはありません。毎朝決まった時間に世話をしてあげることと、鳥かごのなかをいつも清潔にしておくように心がけましょう。

    エサ

    ジュウシマツはアワだけで飼えると言われていますがそれだけでは栄養が偏ってしまいます。

    また、1年に3〜5回も繁殖するので、ある程度栄養をつけてあげないと、よいヒナが得られません。

    一般にはヒエ6、アワ3、キビ1のフィンチの基本配合でよいでしょう。

    ジュウシマツは季節によってエサの好みの変化が比較的はっきり出ます。

    食べ残すようなら、エサは少なく配合するようにしますが、配合の比率をあまり大きくかえるのはよくありません。

    子育て期の前後や寒さが厳しいとき、体調が悪いときにはエサにカナリーシードを1〜2割混ぜて与えると元気がでます。

    青葉はどんなものでもよく食べますので、いつも新鮮なものを食べられるようにしておきましょう。

    ボレー粉もよく食べます。砂や塩土を貝殻と同じ量混ぜて与えると健康に良いでしょう。

    注意したい病気

    丈夫な鳥ですが、下痢、便秘、風邪、つま傷などには注意が必要です。

    シロジュウシマツの中には年をとると白内障にかかる鳥がいます。

    目の中央部が白く濁り、視力を失ってしまいますが生活に困ることはありません。

    これは遺伝することがあるので繁殖はさせない方がいいでしょう。治療法はありません。

    手乗りにする

    ジュウシマツも手のりになります。

    手乗りに育てる方法はブンチョウとほぼ同じです。

    ただ、ジュウシマツは生まれて3ヶ月で発情するくらい成長の早い鳥です。

    手乗りになる前に成鳥になってしまうこともありますから、ヒナのうちはきめ細かな育て方、接し方をする必要があります。

    手乗りの世話は、エサを手にのせて食べさせたり、平らなテーブルの上で遊ばせるなど、毎日のスキンシップをかかさないことです。

    飛べるようになったら、鳥かごから出すときは窓を閉め、外出するときは鳥かごに入れて事故を防ぎます。

    ジュウシマツの子育て

    ジュウシマツは年3〜5回子育てをします。

    生まれて3〜4ヶ月で子育てができるほど成長も早いのですが、5〜6ヶ月くらいまで待ちます。

    オスは元気の良いはつらつとした鳥を選びます。

    鳥かごは庭箱か金網かごで、金網かごの場合はうすい布をかけて少し暗くします。

    巣は大型のつぼ巣を使い、巣材のシュロを金網にかるく結びつけておきます。

    鳥かごと巣はワクモなどが発生しないようにあらかじめ熱湯消毒するなど大掃除をしておきましょう。

    子育て中の世話

    毎日の世話は鳥を驚かせないようにそっと行います。

    特に抱卵から巣立ちまでの間は鳥かごを動かしてたり、覗き見たりしてはいけません。

    また、ヒナが巣立っても夕方、巣に戻れないヒナがいたら、手で巣に戻してあげます。

    同居から巣立ちまで

    オスとメスを必ず一羽ずつ同居させます。メスは巣材を選び始め、3日~4日で巣が完成すると交尾をします。このとき発情飼料は特に必要ありません。

    5日~7日すると卵を毎朝1卵ずつ、全部で5~7卵うみます。卵を産むと巣からでてくるので朝の世話はこの時にします。

    2~3卵産むと抱卵にはいります。オスの発情が強く、抱卵の邪魔をするようなら別居させます。水浴びは卵の為にも必要で自由にさせます。

    抱卵から14日するとヒナが誕生します。エサや水、青菜などは新しいものに変え、養育飼料として弱めのアワ卵や主食にカナリーシードを1~2割混ぜます。

    生まれてから20日くらいでヒナは巣から出てきます。巣に戻りやすいように止まり木を増やし、ヒナが落ちないよう水入れを小さくするか石などを入れます。

    生まれてから35~40日くらいで親と別居させ、広い鳥かごに移します。カナリーシードは次第に少なくし、50日~60日くらいには中止します。

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