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カナリアの特徴と飼い方

   

カナリアの特徴と飼い方

カナリアの特徴

カナリアは鳴き声、スタイル、羽色など、様々な魅力を持つ鳥で、鳴きローラカナリアは12種の歌節をもつほどです。


カナリアの体長は品種で異なりますが約12~17cmくらい、寿命は約10年くらいです。

カナリアの原産地はカナリア諸島を中心としたアゾレス、マディラの諸島で、15世紀ごろヨーロッパで紹介されて以降品種改良が進みました。

おもにドイツは鳴き声、イギリスはスタイルに改良を加え、それぞれの国のカナリアを生み出しています。

日本には江戸時代に伝わり、明治以降、細カナリアや巻毛カナリアが生み出されました。

カナリアを買う良い時期は若鳥が出回る9月ごろからです。そのとき、オスとメスを別々の店で買うと近親繁殖が避けられ、良いヒナが得られます。

また赤カナリアには羽毛の色が薄く、体の大きな有覆輪のものと、羽毛の色が濃く、体の小さな無覆輪の2種があり、この両者をかけ合わせると良いヒナが得られます。

オスとメスの見分け方

カナリアのオスの体は引き締まっており、目は見開いて強く輝き、鳴き声はメスに比べると甲高く鳴きます。

メスはオスに比べるとふっくらとした体つきをしており、目はやわらかでたまにピィピィと鳴きます。

また、同じ鳥かごにオス同士を入れると喧嘩をするのでこの方法で見分けることもできます。

生殖器で区別する方法は生まれてから4~5ヵ月くらい経ってから判断することができますが、初心者には難しく、熟練した人に頼んだほうがよいでしょう。

カナリアの飼い方

カナリアは活動的な鳥でよく鳴く鳥です。オスとメスの仲は良く、一緒に飼うのが普通です。

ただ、鳴き声を楽しむにはオスとメスを別々の鳥かごに入れて、お互いに見えないようにしておくとよく鳴きます。

オス同士は同じかごに入れると喧嘩になるので一羽ずつ飼うようにします。

カナリアの飼育用品

カナリアを入れる鳥かごは観賞用なら金網カゴか竹かごで、できるだけ大きなものにします。

繁殖させるなら庭箱で、スタイルカナリアは大型、その他の品種は中型を用います。

巣は繁殖のとき以外必要ありません。夜は真冬でもとまり木で寝るからです。

子育てのときはさら巣を使います。巣材を入れると巣を作ります。

とまり木は基本的には1本で問題ありません。子育ての頃に巣への出入りがしやすいようにもう一本追加します。

カナリアは体も大きく、活動的でエサを食べ散らかしますから、エサ箱はひっくり返されない容器を選びます。陶器製の小判型のものをカバーに入れます。

金網に引っ掛けるものなら取っ手のしっかりしたものにします。その他、水浴び用の容器にはカバーをつけます。

エサの与え方

カナリアは活動的なので多くの栄養を必要とします。そのような理由からカナリアの場合、太り過ぎることはほとんどないようです。

ヒエ4、アワ2、ナタネ2、エゴマ1が基本飼料でその他にカナリーシードやニガーシードを1割混ぜます。

この配合は季節などによって割合を変えていきます。

エサの種類の一つにカロチン餌というものがありますが、これは赤カナリアの羽色を赤く保つために必要とされるエサです。

以前は人参をすって作っていたのですが、市販のカロチン餌のほうが扱いやすいでしょう。

このカロチン餌を与えて色合いが良くなるのは赤カナリアだけで、他の種のカナリアに与えても赤くはなりません。

注意したいカナリアの病気

カナリアは他の小鳥に比べて糞が柔らかいので、鳥かごの中を不潔にするとワクモやカイセンチュウが付きやすくなります。

汚れた水も病気の原因になりますので常に綺麗な水を与えられるようにしておきましょう。

そのほか、眼が膨れて見えなくなる病気や、発病後10日くらいで死んでしまうポッケン病という伝染病があり、パクパク病とも言われていました。

また、突然鳴かなくなる失声症もカナリア特有の病気です。

毎日の世話

毎日の世話をきちんとすることは小鳥を飼う基本です。小鳥は早起きで時間に正確なので、毎日決まった時間に世話をする習慣をつけましょう。

カナリアは綺麗好きな鳥ですが、活動的なうえに糞が柔らかく、カゴの中が汚れやすいのでこまめな掃除を心がけましょう。

毎日の世話はまず、朝の健康チェックから始まります。朝の決まった時間にカゴのおおいを取り、カナリアの様子を観察します。

毎日観察することによって異常を早く見つけることができるもので、体の調子が悪いときにはどこかいつもと様子が違う感じを受けるものです。

確認項目としては、動きや目つき、糞の状態、鳴き声などに注意します。

健康チェックが終わったらエサ箱、水入れ、青菜さしを取り出します。

カゴの掃除をするときにはこのタイミングで行います。それ以外の日にも床に青菜が落ちていたら拾うなど常にカゴの中を清潔に保つようにしましょう。

エサの補充

エサ箱にかるく息を吹きかけて殻を取り除き、新しい餌を補充します。エサの量はエサ箱の3分の1くらいにしておくとエサが飛び散ったり、古くなって変質したりするのを防ぐことができます。

週に1〜2回は残っているエサを全て新しいエサにとりかえます。取り替えたエサを再利用する場合には、日光消毒をしてから新しいエサとブレンドして与えるようにしましょう。

水のかえかた

水入れの汚れたところを水で洗い落とし、新しい水を容器の7分目くらいまで入れます。

カナリアは水浴びが大好きで、水を変えてあげるとすぐに水浴びを始めます。

水浴び用の水入れを飲み水とは別に用意して必ずカバーをつけておきます。

水浴び用の水入れは水浴びが終わったら、すぐに取り出してしまい、飲み水は小さな容器で与えます。

自動給水器を利用すれば水が汚れることはなく最適ですが、水が汚れなくても必ず毎日新しい水にかえてあげましょう。

カナリアの病気の多くは不潔な水を飲んでしまうことによって起こるので、飲み水には特に気をつけたいものです。

青菜の管理

青菜はヌルヌルしたり、しおれたりしたら、たとえあまり食べていなくても新しいものととりかえます。

特に夏場は良く食べる時期でもあり、変質しやすい時期でもあるので毎日新しいものにかえます。

沢山の量を一度に与えるよりも、できるのであれば少しずつ新しいものを与えるほうがよりよいでしょう。

たとえ青菜を交換しない場合でも青菜入れの水は毎日新しいものにかえます。

日光浴をさせる

健康チェックや毎日の世話が終わったら、午前中に2時間くらいの日光浴をさせてあげましょう。

このとき、犬や猫に襲われたり、車の排気ガスにあたったりしないような静かな場所を選びます。

日光浴は午前中の柔らかい日差しで行うのが理想で、夏場の日中などには熱射病にかかる恐れもありますので注意が必要です。

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