
猫の餌はカリカリだけで大丈夫?
猫が餌のカリカリを食べないのはなぜ?
猫のカリカリをふやかすのはいい?
こんな猫の餌のカリカリに関する疑問についてご紹介いたします。
猫の餌はカリカリだけで大丈夫?
猫にカリカリだけを食べさせてもいいのでしょうか?
これは、なかなか難しい問題かもしれません。
カリカリフードだけでは、猫に必要な栄養をすべて補うことができないかもしれません。
また、毎日同じ種類のフードを与えていると、消化に悪い影響を与えたり、飽きたりすることもあります。
カリカリのフードのメリットは、ウェットフードに比べて愛猫の歯を清潔に保ち、顎の筋肉を強化するのに役立ちます。
しかし、愛猫が健康でいるためには、カリカリだけでは不十分です。
タンパク質、食物繊維、タウリン、その他の必須ビタミンやミネラルを含む、バランスのとれた食事が必要です。
さらにバラエティに乏しいと飽きやすくなります。
毎日同じ種類のフードを与えていると、猫が飽きてしまい、食事に興味を示さなくなることがあります。
愛猫が食事の時間に興味を持ち、必要な栄養を摂取できるように、いろいろな種類のフードを与えましょう。
ドライフードやカリカリのフードは愛猫の消化を助けますが、そればかりを与えていると、大切な栄養素が不足して、愛猫が病気になる可能性があります。
ウェットフードなどで栄養を補うことも大切です。
猫は本能的にあまり水を飲まないため、ウェットフードは猫の水分補給に役立ちます。
また、タンパク質や、カリカリフードでは不足しがちな必須ビタミン・ミネラルも多く含まれています。
さらに、ウェットフードを与えることで、尿路感染症、便秘、腎臓結石などの一般的な疾患を予防することができます。
猫が餌のカリカリを食べないのはなぜ?
猫がカリカリを食べてくれない大きな理由の1つに、歯の痛みが関係している可能性があります。
歯の衛生状態が悪い猫は、歯肉炎や虫歯などの歯のトラブルを起こすことがあります。
もし、猫がカリカリを噛めないのであれば、それは歯ぐきの痛みや炎症が原因かもしれません。
猫の歯に傷がついていないかどうかを確認することが大切です。
もし、歯に問題があることがわかったら、すぐに獣医さんに連れて行くことをお勧めします。
愛猫がカリカリのフードを食べないもう1つの理由は、胃が過敏になっている可能性があります。
特に、人工着色料や保存料が含まれているフードには、敏感な猫が多いようです。
もし、愛猫がフードに含まれる成分にアレルギー反応や不耐性を示している場合、それが偏食の原因になっている可能性があります。
もし愛猫の胃が過敏なためにカリカリを食べないのかもしれないと思ったら、フードをより自然なものやオーガニックなものに変えてみるのもよいでしょう。
そうすることで、フードに含まれる成分に対する不快感やアレルギー反応が軽減されるはずです。
また、ウェットフードや缶詰を少量加えて、食べやすくしてあげるのもよいでしょう。
猫も人間と同じように、時間の経過とともに味覚が変化することがあります。
同じフードを食べ続けている場合、同じ味に飽きている可能性があります。
愛猫がカリカリのフードにあまり興味を示さなくなったら、味を変えてみてはいかがでしょうか。
多くのペットフードメーカーがさまざまな味や食感を提供しているので、愛猫が喜びそうなものが見つかるはずです。
猫の餌でカリカリをふやかす
猫のカリカリをふやかすことでドライフードの硬さというデメリットを解消することは可能です。
よってカリカリをふやかすことで猫が食べてくれるようになることもあります。
しかし、カリカリにはウェットフードと同じような栄養素は含まれていませんので栄養のバランスや味に飽きるという面から考えるとカリカリをふやかすだけでは対処できないかもしれません。