猫が毛玉を吐きそうで吐かない理由は?上手な毛玉の吐かせ方とは?

2023年5月21日

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猫が毛玉を吐きそうで吐かない理由

猫が毛玉を吐きそうで吐かない理由は?

猫が毛玉を吐けなくて苦しそうなのは病気?

猫の毛玉の吐かせ方は?

こんな猫が毛玉を吐けない理由と対処法についてご紹介いたします。

猫が毛玉を吐きそうで吐かない理由は?

猫が毛玉を吐きそうで吐かない様子を見ていると飼い主としては心配になってしまうものです。

なぜ毛玉を吐きそうで吐かないのか?もしかしたら吐けない理由があるのか?

そんな疑問について考えてみましょう。

毛玉が大きくなり過ぎている

まず、猫が毛玉を吐きそうで吐かない最も一般的な原因は、毛玉が大きすぎて吐き出せない場合です。

猫は毛づくろいにより、自分自身の毛を舐めとり、それが胃の中で固まり、毛玉になります。

特に、長毛種の猫や頻繁に毛づくろいをする猫は毛玉が形成されやすい傾向があります。

この毛玉が大きすぎると吐き出すことが難しくなります。

また、大きすぎる毛玉は、時として消化管を詰まらせ、深刻な健康問題を引き起こす可能性もあります。

胃腸の働きが悪くなってしまっている

二つ目の原因は胃腸の動きが悪くなっている場合です。

ストレスや病気、あるいは高齢化によって、猫の消化管の動きが悪くなり、毛玉が吐き出されにくくなることがあります。

消化管の動きが悪いと毛玉は胃の中で更に大きくなり、より一層吐き出しにくくなります。

水分不足

水分不足も毛玉を吐き出しにくくする原因となります。

猫が十分な水分を摂取していないと毛玉が固くなり、さらに排出が難しくなります。

また、水分不足は毛玉の排出だけではなく、猫の健康にも影響を及ぼし、その他の健康問題を引き起こす可能性があります。

猫が毛玉を吐けなくて苦しそうなのは病気?

猫が毛玉を吐けなくて苦しそうにしている場合には、上記の原因に加えて病気が隠れている可能性もあります。

猫は、自己清潔の一環としてグルーミング(毛づくろい)を行いますが、その過程で毛をなめて飲み込んでしまうことがあります。

通常は飲み込んだ毛は毛玉となって自然に吐き出されますが、何らかの原因で吐き出しが困難となり、胃や腸に毛玉が蓄積すると、猫が苦しそうにすることがあります。

例えば、胃炎や腸炎などの胃腸疾患があると毛玉の排出が困難になることがあります。

その他の可能性としては、肝臓病、腎臓病、甲状腺病、糖尿病などが挙げられます。

これらの病気は、それぞれ毛玉排出を難しくする影響を及ぼすためです。

また、毛玉の問題は、毛の飲み込みが過度になる場合や、食事が硬すぎる場合、水分が不足している場合、運動不足の場合など、猫のライフスタイルにも関連しています。

これらの要素が組み合わさることで、毛玉が固くなり、胃腸からの排出が困難になる可能性があります。

もし猫が毛玉を吐けなくて苦しそうにしている場合には、速やかに動物病院に連絡し、専門家の診察を受けることが重要です。

猫の毛玉の上手な吐かせ方

猫が毛玉を吐きそうで吐かない場合には、飼い主として何かしてあげられることがあるのでしょうか?

猫が毛玉をうまく吐けるようにするには予防策が重要となってきます。

ブラッシングをこまめに行う

まず、ブラッシングをこまめに行い、余分な毛を除去することが重要です。

こまめなブラッシングにより、飲み込む毛の量を減らすことで毛玉が大きくなるのを防ぐ事ができます。

常に綺麗な水を飲める環境を維持する

次に、猫が十分な水分を摂取できるように常に綺麗な水を用意しておく事も大切です。

適切な水分補給は毛玉が固くなるのを防ぎ、排出を容易にすることができます。

食物繊維が豊富な餌を与える

さらに、食物繊維が豊富な食事を与えることも効果的な手段となります。

食物繊維は毛玉の排出を促進します。

キャットフードの中には、毛玉の形成を防ぐ成分を含んだ専用のキャットフードも販売されています。

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このようなフードは、毛玉を飲み込んでしまった猫にとって効果的に作用します。

ただ、このような予防策を講じても、時折猫が毛玉を吐きそうで吐かない状況に遭遇することは避けられません。

そのような状況に直面した際には、猫に無理に吐かせようとするのは避けてください。

無理に吐かせると逆に体力を消耗させてしまい、健康状態を悪化させる可能性があります。

予防策を講じても症状が改善されない場合には獣医師に相談することが大切です。

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猫が毛玉を吐けない理由と対処法まとめ

  • 猫が毛玉を吐きそうで吐けない理由には毛玉が大きくなり過ぎている、胃腸の働きが鈍っている、水分不足などが挙げられる。
  • 猫が毛玉を吐けないで苦しそうにしている場合には病気が隠れている可能性もあるため獣医師に相談する事が大切。
  • 猫の毛玉を上手に吐かせるには予防策が大切で、こまめなブラッシングや綺麗な水の提供、食物繊維の豊富な餌を与えるなどがある。
  • 食事の水分量が少な過ぎたり、運動不足なども毛玉が硬くなりやすい原因とされている。

今回は猫が毛玉を吐けない理由と吐かせ方についてご紹介しました。皆様の愛猫の世話の参考にしていただけると幸いです。

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