子猫が初日に鳴き止まない!どう対処すれば安心する?

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子猫が初日に鳴き止まない!どう対処すれば安心する?

新しい家に子猫を迎えた初日、鳴き声が止まずに困ってしまった経験をお持ちの方は少なくないはずです。楽しみにしていたはずの日が一転、どうしたらいいのか途方に暮れてしまう飼い主さんもいるでしょう。ただ、初日の鳴き声は子猫にとってごく自然な反応であり、必ずしも何か問題が起きているわけではありません。まずはなぜ鳴くのかを理解することが、適切な対処への第一歩です。

なぜ初日に鳴き止まないのか

猫は環境の変化に弱く、不安を感じやすい動物です。子猫にとってお迎えの初日とは、それまで過ごしてきた場所とはまったく異なる匂い・音・温度に囲まれた、未知の世界への放り込まれたような体験です。急な環境の変化に対応しきれず、精神的に興奮状態になっていることが鳴き声の大きな原因となっています。

特に母猫と離れた寂しさや、環境の変化に対する不安から夜鳴きをする子猫は珍しくありません。また、猫は人間とコミュニケーションをとるために鳴くという側面もあり、人が反応すると鳴くようになる性質があります。つまり初日の鳴き声には「怖い」「寂しい」「ここはどこ?」という訴えが混在していると考えてよいでしょう。

まず環境を整えることが最優先

鳴き止まない子猫への対処として、真っ先に行うべきなのは安心できる環境づくりです。ちょっとした物音にも過度に反応するため、静かで暖かい環境を整えることが大切です。ケージを半分布で覆うのも効果的な方法のひとつです。

猫は暗いほうが落ち着く性質があるので、キャリーやケージの入り口以外の部分を布などで覆って暗くしてあげましょう。決して無理に引っ張り出してはいけません。子猫が自分から出てくるまではそっとしておくことが大切です。

温度管理も見落としがちですが重要な要素です。室温はおおよそ20〜25℃の範囲で調整するのが望ましく、猫の祖先は砂漠に生きた動物でもあるため、特に夜間に室温が下がりすぎないよう注意が必要です。

慣れた匂いのものを傍に置く

以前の環境での自分の匂いや親猫の匂いがするものがあると安心できるため、環境の変化によるストレスを軽減することができます。ブリーダーやペットショップ、譲渡先から子猫を迎える際には、使っていた毛布やタオルなどを一緒にもらってくることを強くおすすめします。ベッドには、自分の匂いをつけておいたハンカチを入れてあげるのも効果的です。

飼い主自身の匂いを子猫に慣れさせることも有効です。着古したTシャツなどをケージ内に入れておくことで、「この匂いは安全だ」と少しずつ覚えてもらうことができます。

鳴き声に反応しすぎないことも大切

鳴いている子猫を見ると、すぐに抱っこしたり声をかけたりしたくなるのは当然の感情です。しかし、鳴いているときは声をかけず、目を合わせず、無視することがとても大切なポイントです。鳴き声に対して返事をしたり撫でてしまうと、子猫は「鳴けば思い通りになる」と学習してしまいます。

ただし、構ってほしいという甘えや要求とは別に、空腹・寒さ・トイレの問題といった生理的な欲求が満たされていない場合は別途対応が必要です。食べる・飲む・眠る・体温を維持する・排泄をするといった基本的な欲求を満たすことで鳴き止まない子猫を落ち着かせることができます。

過度に構いすぎないよう心がける

嬉しさのあまり家族全員で子猫を取り囲んでしまいがちですが、これは逆効果です。最初は訪問者の数を最小限に抑えるようにしてください。子猫は他の動物や人との出会いによって不安になったり怖がったりしやすいものです。

騒ぐからといって必要以上に遊ばせすぎると、かえって具合が悪くなるケースも少なくありません。家に迎えた子猫はケージに入れて騒いでも、最初の一週間は安静にさせることが必要です。まずは休ませることを優先し、子猫のペースで動き回るのを見守りましょう。

食事・睡眠を最優先に確認する

お迎え初日に最も優先すべきはしっかりご飯を食べさせること、そしてきちんと眠らせることです。この二つのどちらかが欠けても、ストレスを抱えた子猫は一気に体調を崩してしまうことがあります。

これまで食べていたフードと同じものを与えることで、子猫は少しずつ安心を得られます。反対にいきなり違うご飯を与えると、急に下痢をしてしまうこともあります。食欲の確認と同時に、水をきちんと飲んでいるか、そして熟睡できているかどうかも観察を続けてください。

鳴き声が病気のサインである可能性もある

初日の鳴き声の多くは不安や環境への戸惑いによるものですが、すべてがそうとは限りません。苦しそうに大きな声で頻繁に鳴く・喉を鳴らす・声がかすれる・声が出ていないといった鳴き方は病気の可能性があります。

特に、半日以上ご飯を食べない場合は体調が悪いことが考えられるため、早めに動物病院に相談するのが望ましいです。お迎え後は数日以内に一度、動物病院で健康診断を受けておくと安心です。ワクチンの接種状況の確認も合わせて行っておきましょう。

鳴き声はいつ頃落ち着くのか

そっとしておくことで、子猫は次第に自分の匂いやお気に入りの休み場所を見つけて鳴かなくなっていきます。個体差はありますが、多くの場合は数日から一週間ほどで徐々に落ち着いてきます。子猫ができるだけ早く新しい環境に慣れ、飼い主との信頼関係を築くためには、お迎え当日から一週間の過ごし方がとても大切です。

初日の鳴き声をただの「うるさい」と感じるのではなく、子猫なりの言葉として受け止めてあげてください。焦らず、落ち着いた雰囲気を保ちながら寄り添うことが、信頼関係を育む最初の一歩となります。

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