子猫の餌はどれがいい?成長を支えるフードの選び方は?

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子猫の餌はどれがいい?成長を支えるフードの選び方は?

子猫の餌を選ぶときは、何となく「子猫用と書いてあるものにしよう」と手に取る方が多いかもしれません。

ただ、その背景にある栄養的な理由や、フードの種類ごとの違いをきちんと理解してから選ぶと、愛猫の健康管理が格段に変わってきます。

子猫用フードを選ぶ理由

子猫用ドライフードは成猫用フードと比べると、成長期に必要なたんぱく質や脂質などの栄養素を多く含み、カロリーも高めに設計されています。これは子猫の体が急激に成長する時期であることと深く関係しています。子猫のためのキャットフードを選ぶときに重視するべきポイントとしては、成長をサポートする高タンパク・高カロリーであること、未熟な免疫力をサポートできること、子猫の胃腸でも無理なく消化できること、小さな口でも食べやすい大きさと形状であることが挙げられます。

成猫用のフードを子猫に与えても問題ないと思っている方もいらっしゃいますが、成猫用は維持に必要な栄養バランスで設計されており、成長期に必要なカルシウム、タンパク質、脂質の量が異なります。子猫用のごはんには成長に欠かせない栄養素がバランスよく配合されており、小さな口と歯でも食べやすい小粒サイズになっています。この「小粒」という点は思いのほか重要で、子猫の場合、顎が未発達で噛む力が弱いため、粒が大きすぎたり形状が合わないと、食事が苦痛になり食欲に影響してしまう場合もあります。

総合栄養食を選ぶことの大切さ

フードのパッケージには「総合栄養食」「一般食」「副食」などの表記があります。総合栄養食は、水とそのフードを与えるだけで必要な栄養素を過不足なく摂取できるようになっています。ドライフードのほとんどが総合栄養食です。一方で一般食や副食はあくまで補助的な位置づけであり、それだけを与えると栄養が偏ってしまいます。「一般食」や「副食」と比べて、総合栄養食には子猫の成長に必要な栄養素がバランスよく含まれています。フードを選ぶ際はまずこの表記を確認することが基本です。

注目すべき栄養素

子猫の成長に欠かせない栄養素はいくつかあります。成長が著しい時期である子猫には成猫よりも多くの栄養素やカロリーが必要になるため、高カロリー・高たんぱく質のフードを選ぶことが大切です。また、DHA・オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸などが含まれているものもおすすめです。子猫が必要とするたんぱく質の最低基準は30%以上で、成分表示で肉や魚が上位に記載されているものはたんぱく質が多く含まれています。

また、DHAが豊富な魚油のほか、歯や骨の成長に欠かせないカルシウムやリンなどのミネラルがたっぷり含まれているフードは、子猫の成長に非常に適しています。タウリンも忘れてはいけない栄養素で、心臓と目を健やかに保つのに必要なタウリンも配合されているフードを選ぶとよいでしょう。

原材料の見方と添加物への配慮

療法食でない限りは、フードの原材料表記の先頭にたんぱく質(肉類または魚類)が表記されていることが理想的です。穀類が主原料になっているものは栄養バランスよりもコスト重視の傾向があり、炭水化物の含有量が多すぎるものは高血糖、糖尿病、肥満などのリスクがあるため控えめが望ましいです。

添加物についても同様に注意が必要です。できるだけ不要な人工着色料、合成香料、合成保存料などが使用されていない、シンプルな原材料のフードを選ぶことが、愛猫の健康を第一に考えるうえで大切です。

ドライフードとウェットフードの使い分け

猫の総合栄養食として一般的に知られているのは主に2つで、”カリカリ”と呼ばれるドライフード、缶詰やパウチに入ったウェットフードです。中でもドライフードは、利便性の高さや保存のしやすさ等の理由により、猫のメインの食事として広く親しまれています。

ウェットフードは水分を多く含んでいるため、水をあまり飲まない子猫の水分補給に役立ちます。ドライフードだけでなく、ウェットフードも上手く取り入れることもおすすめです。ただしウェットフードはドライフードと比較すると、容量に対する栄養が少なく、水分を多く含んでいるため開封後はすぐに使い切らなければいけないデメリットもあります。

月齢に応じた与え方

子猫への給与量と食事の回数は子猫の成長段階(月齢)と体重に合わせて調整していきます。離乳したての頃は頻回に、その後は様子を見ながら減らしていき、6ヵ月を過ぎたら3〜4回程度にしてよいでしょう。また、食事の回数はあくまで目安で、1回の量が多く下痢や吐き戻しをするようであれば、月齢に関係なく回数を増やすことが大切です。

成猫用フードへの切り替え時期

子猫用から成猫用のごはんへの切り替え時期は、一般的に生後12ヶ月頃が目安となります。ただし、猫の品種や個体差によってはタイミングが異なる場合もあり、特にメインクーンなどの大型猫種は成長期が長いため、生後15ヶ月頃まで子猫用のごはんを食べてもらうこともあります。切り替える際は急に変えず、1~2週間かけてゆっくりと切り替えましょう。今までのフードに新しいフードを少量混ぜ、毎日少しずつ新しいフードの割合を増やしていくのがポイントです。

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