
猫がご飯を食べないのはなぜ?
猫がご飯を食べない時はどうしたらいいのか?
ご飯を食べない猫の食べさせ方は?
こんな猫がご飯を食べない理由と食べない時の対処法についてご紹介いたします。
猫がご飯を食べないのはなぜ?
猫がご飯を食べない理由には多くの原因が隠れていることがあります。
なぜご飯を食べないのか?
その理由を探してみましょう。
病気やその他の健康上の問題で食べなくなる
猫が食事を拒否している場合、病気やその他の健康上の問題が原因である可能性があります。
歯や歯茎が悪いと猫が食べ物を嫌がることがありますが、これは稀なことです。
関節炎のような痛みを伴う病気でも、猫が食べ物を食べられなくなることがあります。
食欲がないのは、腎臓病や糖尿病、がんなどの基礎疾患のサインである可能性もあります。
猫が急に食事をしなくなったら、獣医さんに診てもらうのが一番です。
ストレスや不安で食べなくなる
猫が食事を拒否する要因として、ストレスや不安も考えられます。
新しい家具や来客など、家の環境が変わると、猫は不安になり、食欲が落ちることがあります。
このような変化はできるだけ抑え、箱や毛布など猫が隠れる場所を用意して猫が落ち着けるようにしてあげましょう。
同じご飯に飽きた・または食べ慣れないもの
猫がご飯を食べないのは、単に興味がないだけという可能性もあります。
長い間同じご飯を与えていると、飽きてしまって食べるのを拒否することがあります。
新しい種類の味や食べ物を食事に取り入れることで、この問題を解決することができます。
また、単に食べ物に慣れていない可能性もあります。
猫は好き嫌いが多いので、新しいフードに慣れるまで時間がかかることがあります。
フードを切り替えたばかりの場合は、慣れるまで毎日少しずつ新しいご飯を与えてみてください。
猫がご飯を食べない時はどうしたらいいのか?
食欲がないのは、何か病気の症状ではないか、まず獣医さんに診てもらいましょう。
猫は基本的にはよく食べるので食欲の急激な減退は、より深刻な健康問題の兆候である可能性があります。
一般的な基礎疾患としては、糖尿病、腎臓病、甲状腺機能亢進症、貧血などが挙げられます。
検診を受けることで、健康上の問題がないかどうかを確認することができます。
また、体重減少、嘔吐、元気の低下、毛が乾燥してもろい、排尿や排便の変化などの症状も、病気の可能性を判断する材料になります。
これらのうち一つでも当てはまるものがあれば、動物病院へ行き、徹底的に調べてもらいましょう。
獣医さんが健康上の問題や基礎疾患を除外してくれたら、次は食事の変更を検討しましょう。
ご飯を食べない猫の食べさせ方
猫に与える食事は、タンパク質、炭水化物、健康的な脂肪を多く含むものにしてください。
また、毎回同じ場所で食事を与えている場合は、フードボウルの位置を変えてみましょう。
猫は環境や変化に非常に敏感なことが多いので、場所を変えることで猫の食欲を促すことができるかもしれません。
また、電子レンジで10秒程度加熱してフードを少し温めることで、食欲を増進させる方法もあります。
猫の食欲がないのはストレスが原因かもしれないと感じたら、ある種のストレス軽減策を導入することを検討してみてください。
まず、猫に快適さ、安全性、安心感をたくさん与えることから始めましょう。
自分専用の寝床や隠れ家を何箇所か用意し、同居人から離れた高い場所に登れるようにします。
また、いろいろな種類のおもちゃを用意することも、猫が活動的になり、楽しめるようにするためのよい方法です。
同じおもちゃで遊ぶことがないように、おもちゃの種類を変えてあげると、食欲が増すかもしれません。