猫がご飯を食べないで寝てばかり!?病気?食欲が落ちる時期がある?

2023年5月20日

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猫がご飯を食べないで寝てばかり

猫がご飯を食べないで寝てばかりいる理由は?

猫には食欲が落ちる時期がある?

猫がクンクンするけどご飯を食べないのは?

こんな猫がご飯を食べない理由についてご紹介いたします。

猫がご飯を食べないで寝てばかりいる理由

愛猫が普段とは違い、食事を摂らないで寝てばかりいる姿を見ていると飼い主としては心配になってしまうものです。

あまりにも毎日のようにご飯を食べないでいる状態は、ただ単に気分の変動ではなく、病気やストレスなど、さまざまな要因が関連している可能性があります。

猫がご飯を食べないで寝てばかりいる理由には

  • 病気
  • 環境の変化
  • 偏食による好き嫌い
  • 老化
  • ストレス

などが挙げられます。

病気が原因で食欲不振

猫が食事を拒否し、過度に寝る原因の一つとして、何らかの病気が考えられます。

特に、歯周病や口内炎などの口腔内の問題は、食事を摂ることが困難になるため、食欲不振を引き起こします。

また、内臓疾患、例えば腎臓病や肝臓病、糖尿病なども同様に食欲減退を招くことがあります。

これらの病気は、猫の体調を著しく下げるため、休息を取る時間が増える可能性があります。

病気が疑われる場合には、できるだけ早く獣医に連絡し、診察を受けるべきです。

環境の変化

猫は敏感な動物であり、環境の変化にストレスを感じることがよくあります。

家族の新しい赤ちゃんやペットの追加、引っ越し、飼い主の留守など、猫にとって大きな環境変化はストレスに繋がり、それが食欲減退や多睡傾向につながることがあります。

偏食による好き嫌い

猫は非常に味覚が敏感で、好き嫌いがはっきりしていることが一般的です。

長期間同じ種類の食事を続けていると飽きてしまい、食事を拒否することがあります。

また、フードのレシピが変更された場合でも、新しいフードに慣れるまで同様の現象が見られることがあります。

老化

高齢になると猫の代謝が落ち、エネルギー消費量が減少します。

そのため食欲が減退し、一日の大半を寝て過ごすようになることがあります。

また、年齢とともに歯が劣化したり、咀嚼力が弱くなることもあり、食事が困難になることがあります。

そのため、高齢の猫には、柔らかいフードやふやかした食事を与えることが推奨されます。

ストレス

前述したように、猫はストレスに非常に敏感です。

環境の変化だけでなく、家族の喧嘩や飼い主の留守、騒音などもストレス源となりえます。

ストレスは猫の体調を大きく左右し、食欲不振や過度な睡眠を引き起こすことがあります。

これに対処するには、猫が感じているストレスの原因を特定し、可能な限りそのストレスを軽減することが重要です。

以上のような要因が、猫が食事を摂らず寝てばかりいる理由として挙げられます。

猫の食欲が落ちたときは、まずは猫の行動や体調の変化を観察しましょう。

食欲が落ちただけでなく、活動量が減った、排泄の回数や量が変わった、口臭がするなど、他の異常が見られる場合は、可能性として病気を考えるべきです。

猫の食欲が落ちた場合、いつもと異なる行動や体調の変化が見られ、特に下記の症状がある場合は、すぐに獣医に相談してください。

  • 飲水量が異常に増えたり、減ったりする
  • うんちの色や形状がいつもと異なる、または下痢や便秘が続く
  • 嘔吐が続く
  • 頻繁に体を舐める、または異常に多くの毛玉を吐く
  • 明らかに痩せた、または急に体重が増えた
  • 呼吸が荒い、または頻繁に咳をする
  • 目や鼻から異常な分泌物が出る
  • 元気がない、または異常に落ち着きがない
  • 明らかな口臭がする

このような症状が見られた場合、早めに動物病院に連れて行き、診察を受けることが重要です。

早期発見、早期治療が猫の健康を守る鍵となります。

健康状態の把握のためにも、定期的に獣医師のチェックを受けることをお勧めします。

猫には食欲が落ちる時期がある?

猫が食欲不振になって寝てばかりになる季節もある

猫にも食欲が落ちる時期が存在し、それは季節の変化、病気、ストレスなど様々な要素によるものです。

猫の食欲が落ちる特定の時期について考えてみると、主に春、秋、冬の3つの時期に集中します。

ある意味、ほぼ一年中では?といった疑問も出てきますが、それぞれの季節ごとに食欲が減衰する理由が異なります。

よって猫の体質や性格によって影響を受ける時期と受けない時期があります。

猫は発情期になるとあまりご飯を食べないこともある

春は猫の繁殖期で、発情期と重なるために食欲が落ちやすいとされています。

オス猫もメス猫も、この時期には他の事に意識が向いてしまい、食べ物に対する興味が薄れることがあります。

秋もまた繁殖期であり、一部の猫においては食欲が減退しますが、春ほど強くはないとされています。

そして冬は、寒さにより運動量が減少し、それに伴って食欲が落ちることがあります。

これらの季節的な要素の他にも、猫の食欲が落ちる原因はいくつか存在します。

また、猫が水分を十分に摂取していないと、脱水症状を起こし、体調を崩すことがあります。

猫は野生の時代から獲物から水分を摂取する生活をしてきたため、自発的に水を飲むことが少ないと言われています。

そのため、特にドライフードのみを食べている猫は、水分不足になりやすいです。

脱水状態になると体全体の調子が悪くなり、食欲も落ちます。

猫がクンクンするけどご飯を食べないのは?

猫がクンクンと餌の臭いを嗅ぎつつも食べない場合にもやはり同じような問題が考えられます。

その理由は、病気、ストレス、食物の好み、加齢などです。

猫の食欲不振は、軽度ならば数日で改善することもありますが、重度の場合は命に関わることもあります。

そのため、猫が食事を食べなくなったら、早めに原因を突き止めて対処することが大切です。

まず最初に考えるべきは病気の可能性です。

猫が食事を食べなくなる最も一般的な原因は病気です。

特に、下痢や嘔吐、食欲不振を引き起こす病気や、歯周病や口内炎などの口腔内の病気は、食欲不振の原因となります。

もし病気が原因であれば、適切な治療を受けることで食欲は回復します。

次に、ストレスも猫が食べなくなる一因です。

猫は環境の変化や人間の行動の変化に敏感で、これらがストレスとなり食欲不振を引き起こすことがあります。

例えば、家族の帰宅が遅くなったり、新たなペットを家に迎え入れたりした場合、それが大きなストレスになることがあります。

また、飼い主が長時間留守にすることも、猫にとっては大きなストレスとなります。

また、猫は食に非常に敏感で、好き嫌いがはっきりしています。

新しい食事に変更した場合や、食事の形状や食感が変わった場合、それが猫の好みでなければ食べないことがあります。

また、年齢とともに食事の好みが変わることもあります。

このような場合、猫が好きな食事に変更することで食欲を取り戻すことが可能です。

加齢もまた、食欲不振の一因となり得ます。

猫が年をとると、体の代謝が落ち、エネルギー消費量が減ります。

そのため、食事の量を若い頃と同じに維持してしまうと、結果として体重増加や肥満に繋がり、これが健康問題を引き起こすことがあります。

肥満の猫は糖尿病や関節疾患、心臓病などのリスクが高まるため、食事の調整が重要となります。

また、加齢に伴って猫の歯や口腔の健康問題も出てきます。

歯周病や口内炎などは痛みを伴い、食事への抵抗感や食欲不振を引き起こすことがあります。

歯周病は特に注意が必要で、この病気は歯を失うだけでなく、感染が全身に広がると心臓や腎臓に影響を及ぼすこともあります。

このような問題を早期に発見し対処するためには、定期的な口腔ケアと獣医師による検査が必要となります。

猫がご飯を食べないで寝てばかりまとめ

  • 猫がご飯を食べないで寝てばかりいる理由には病気、環境の変化、偏食による好き嫌い、老化、ストレスなどが考えられる。
  • 食欲が落ちただけでなく、活動量が減った、排泄の回数や量が変わった、口臭がするなど他の異常が見られる場合は病気の可能性が高い。
  • 猫が水分を十分に摂取していないと脱水症状を起こし、体調を崩すことがある。
  • 猫がクンクンと餌の臭いを嗅ぎつつも食べない場合にもやはり同じような問題が考えらる。
  • 猫は餌の好き嫌いや同じ餌を与え続けると飽きるなどの偏食傾向が強いため、色々なフードを与えてみるのも対策の一つと言える。

今回は猫がご飯を食べないで寝てばかりいる理由についてご紹介しました。皆様の愛猫の世話の参考にしていただけると幸いです。

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